6月も今日で終わり、明日から7月・・・もうすぐ夏ですね!
今回はエアコンの修理をさせていただきました。
お車は、トヨタのチェイサー、JZX100です。
風は出るけど冷たくない。エンジンルームから異音もありました。
サウンドスコープにてコンプレッサーからの異音、ゲージにて圧縮不良を確認です。
今回はコンプレッサーの交換と内部の破片がガス回路にまわってる可能性があるのでレシーバ交換と配管内の清掃となりました。
エアコンガスを回収し、コンプレッサーをとりだします。
このクルマはインテークのパイプなどでとにかくせまい!
半袖ツナギでの作業で、手首がキズだらけです・・・
次にレシーバ・ドライヤの交換です。
エアコン配管内のゴミや水分を除去するものです。
チェイサーはコンデンサーと一体のカートリッジタイプですのでバンパー脱着します。
配管の清掃をしてコンセンサー、バンパーを組み付け、真空引きテストします。
配管ジョイントの漏れがないことを確認し、クーラーガスを充填します。
本来ならこれで修理完了になるところでしたが、ガスを入れ終え最後の確認中・・・
さっきまで冷え冷えだった冷風が、ただの送風になってる!!
ゲージをみると正常値より低圧は高く、高圧は低く針がふれてました!
原因はエキスパンションバルブ、ガスを気化させるバルブがコンプレッサーの故障で影響を受けてしまった可能性が考えられます。
何度かガスを入れ替え様子をみましたが、時間がたつと同じ症状になってしまうため、お客様に了解を得て交換させていただきました。
上の3枚目が外したエキスパンションバルブです。
左がわの穴が真っ黒です。おそらくコンプレッサー内部の故障のアルミ粉かと思います。ちなみに右の穴の黄色い色はガス漏れ点検剤です。
こうして無事修理完了となりましたが、エアコンは故障がおきた場所だけの修理では直りきらない場合がまれにあります。
しかし、関連するところ全て交換!みたいな修理ですと結構高額になってしまうので、お客様とお話させて頂きながら順をおって作業させていただいてます。
また今回のような修理時も、リサイクルパーツやリビルトパーツを利用する事で、なるべく修理代をお安くすることが出来ます。環境にもお財布にもやさしいですよね!
コメントをお書きください
須藤 (日曜日, 09 3月 2014 08:07)
冷たい風が出ません。
前に正面から衝突して、配管が潰れた様です。
見ていただけますか?
anesakijidousha (火曜日, 11 3月 2014 10:54)
コメントありがとうございます!そして返信遅くてスイマセン!
宜しければ、お電話かメール、もしくは『お問合わせ』からご連絡くださいm(_ _)m